伊那市防災議会、水防協議会
伊那市防災会議、水防協議会(いずれも会長は小坂樫男市長)は28日、市役所であり、本年度の防災体制や水防計画などについての説明があった=写真。市は市役所でリアルタイムに市内の雨量計情報を把握する気象観測システムを7月を目標に構築することについて話した。
同システムについては3月にあった前回会議で発表済み。市総務課によると、同システムは、市内の公共施設など9カ所(高遠町片倉、長谷杉島など4カ所に新設)に設置した降雨計をネットワーク化し、局地的な集中豪雨などの市内全体の降雨状況を把握する目的。事業費は合併補助金による約700万円。
防災会議、水防協議会は、国土交通省、警察署、消防署、交通機関などの関係者が出席し、3市町村合併に伴う新たな市職員行動マニュアル、市防災マップの説明や水防警報の新たな基準などを確認した。