みはらしファームで「花馬まつり」にぎわう
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームは3日、「馬の観音様」として有名な同地区にある仲仙寺へ馬とともに参拝する企画「花馬まつり」を開いた。アルストロメリアなどの花を背中に飾った木曽馬とポニーそれぞれ1頭を先頭に、市内を中心とした約100人が参加した=写真。
企画は、五穀豊穣(ほうじょう)や馬の健康を願うため農家が農耕馬を連れて参拝していたのがいわれ。現在の形式はで始めたのは5年ほど前から。毎年、県内から集まった参加者が約2キロの道のりを歩き、それぞれが願いを書いた短冊を寺に納める。
西箕輪小学校3年の唐沢真奈ちゃん(8つ)は母親と弟とともに初めて参加した。「皆が元気に過ごせますように!!」と、丁寧な字でゆっくりと願い事を短冊に書き込んでいた。