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信濃教育会定期総集会

 信濃教育会定期総集会は2日、伊那市の県伊那文化会館で開いた。約千人が参加し、講演やパネルディスカッションを通して学校づくりを考えた。
 パネルディスカッションは「今、職能に何が求められているのか」-改めて、授業づくり・学校づくりを考える-をテーマに討論した。
 パネリストは、信濃教育会教科書編集部部長、小学校教頭、小・中学校教諭、講演会の講師を務めた国際基督教大学の藤田英典教授の5人。コーディネーターは信濃教育会教育研究所の牛山栄世副所長。
 パネリストは、「スキルトレーニングに走っているが、人間として根っこになる見えない学力をつけないといけない。学校の中で根っこを育てることを研修し意図的に話していく必要がある」「子どもと感動体験を共有できる教師になることが大切な一つの要素」など意見を述べた。コーディネーターは、「教師自身の探求心、それを体でつかみ取っていく授業づくりを大事にしていきたい。各自の問題意識を学校の中で響かせ合う、生の話し合いが求められている」と述べた。

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