「父の日」「ジュンブライド」を前に、バラの出荷最盛期に

岩間バラ温室組合

　飯島町岩間の岩間バラ温室組合(小林均組合長、3軒)では「父の日」や「ジュンブライド」に向け、出荷が最盛期を迎えた。1週間に約2万5千本が東京や大阪、神戸などに出荷されている。
　「父の日」需要は、黄色が圧倒的に人気があり、ブライダルは白を基本に、ピンク系、オレンジ系のほか、グリーンなどが人気とか。
　同組合はガラス温室10棟を含め、4000坪余のほ場で、夏場を中心に、年間130万本を出荷。色はピンク系が5割、オレンジ系2割、白、黄各1割、残りは緑、ベージュ、復色、スプレータイプ。今年の新品種はシックな茶系の「ベルギー」のみ。
　小林組合長は「バラは暑さに弱い、今年は5月下旬になっても寒い日もあり、品質はいい」と話していた。