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かんてんぱぱで森・ひかり・花アート展

かんてんぱぱで森・ひかり・花アート展

 飯田市の後藤愛暉香さん(70)による押し花絵画の作品展「森・ひかり・花アート展」が10日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。
押し花や倒木の樹皮などで描かれた童話の世界や昔ながらの心象風景など約70点が、訪れた人の目を楽しませている。
 都心部を中心に個展を開催してきた後藤さんが伊那市で個展を開くのは初めて。押し花アートを始めたのは20年ほど前だが、押し花とアクリルを組み合わせて油彩や水彩画的な質感を表現する「押し花絵画」を始めたのは13年前から。素材の質感をそのままに生かし、さまざまな植物の押し花を組み合わせることで山肌などの質感を巧みに表現している。
 作品のテーマは日ごろの生活や子どものころの情景、童話的な空間など、いずれも後藤さんの頭の中に浮かんだ心象風景。郷愁を誘う情景に、見る人も心を和ませている。
 後藤さんは「信州の山や自分のイメージなどを花で表現しているので見ていただければ」と話していた。
 また、同じく飯田市在住の中井俊一さんによる「根っこ&灯り」展も同時開催しており、木の根で作ったランプ台や花台などが会場に彩りを沿えている。
 入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後4時まで)。

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