天竜川堤防でオオキンケイギク咲き始め
天竜川堤防のオオキンケイギクが一斉に咲き始めた=写真。
オオキンケイギクは天竜川のほぼ全域で見られる代表的な帰化植物。愛らしい姿で人々の目を楽しませてくれる一方、荒地でもよく生育する丈夫な根を持っていることから、河川敷の在来種の成長を阻害。生物多様性の確保などを目的とする外来生物法の特定外来生物に指定されている。
天竜川河川敷ではオオキンケイギクや同じ帰化植物であるアレチウリなどの影響で、カワラニガナ、ツメレンゲ、カワラサイコなどといった固有種が減少、消滅の危機にある。