かんてんぱぱで流木工芸アート展
駒ヶ根市の木村紀雄さん(67)による「流木工芸アート展」が10日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。流木や製材の端切れなどで作ったランプや写真立て、時計など約70点が、訪れた人たちの目を楽しませている。
東京から駒ヶ根へと移り住んだのは3年前。その後、工房を設け、流木や端材を用いた木工作品の制作を続けている。
どの作品もニスなどは使わず、素材を丹念に磨き上げることで木の持つ自然のつやや美しさを引き出しているのが特徴。また、年月を経てさまざまに変化した面白いラインや素材の素朴さをそのまま生かしている。
木村さんは「普通だったらそのまま朽ち果ててしまったり、燃やされてチップになってしまうものだが、そういうものをもう一度息を吹き込んで生かしてあげられれば」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後3時まで)。