駒ケ根市健康づくり地域リーダー基礎講座
駒ケ根市と市保健補導員連合会(和田佳代子会長)が開く07年度健康づくり地域リーダー研修会が始まった。健康づくりへの関心が高まる中での保健補導員の資質向上のため、主に就任1年目の補導員対象の「基礎」と、2年目の補導員対象の「専門」の2講座を開講。8月までそれぞれ3回の講座を予定している。
5日夜は基礎講座の第1回が市役所南庁舎で開かれた。補導員約70人が参加し、血圧のメカニズムや高血圧の原因と治療、正しい測定方法などについて学んだ=写真。講師は昭和伊南総合病院健診センター長の山田幸宏さん。山田さんは「間違った数値では意味がないが、正しい測定は実は意外に難しい」とした上で血圧測定時の注意点について「心臓と同じ高さにカフ(腕に巻く部分)を巻くことがとても大切。高さが10センチ違うと数値が5縲・ミリも違ってくる。測定前には5分間安静にすることもポイントだ」と説明した。