和紙のちぎり絵講座開講
南箕輪村公民館は6日、「和紙のちぎり絵講座」を開講した。新講座で13人が参加し、和紙で表現する柔らかな世界を楽しんでいる。
講師は、ちぎり絵文化学園の師範で公民館などで指導している箕輪町の岡田美智湖さん。
初回は椿の花に挑戦し、下絵を色紙に写し、和紙に葉などを下書きして手でちぎり、色紙にはっていく工程を学んだ。参加者の一人は、「母がやっていて、遠くに住んでいたので送ってくれていた。関心があったので参加したけど、難しいですね」と話し、質問しながら熱心に取り組んでいた。
今後は参加者の希望を聞きながら作品づくりをする。冬には年賀状制作も考えている。
岡田さんは、「和紙のよさ、作る喜びを知ってもらいたい。同じ作品を作っても出来上がりが人と同じにならないのでそこも楽しみ。やっているうちに風景や花に対する観察眼ができ、家族との会話も弾むのでは」と話している。