伊那市の西箕輪公民館で「通学合宿」スタート
異年齢の集団生活の中で自主的な児童を育てる伊那市の西箕輪公民館の事業「通学合宿」は3日、同公民館で始まった。西箕輪小学校の4竏・年生40人が8日までの5泊6日の日程で合宿生活をする。初日は、キャンプファイヤーやレクリエーションなどを通じて仲間たちとの交流を深めた。
3年目となる同事業は、公民館単位での主催としては上伊那地域で珍しい。各学年男女6、7人の計6班を構成し、ボランティアの信州大学生がそれぞれ世話役に付いた。学校生活以外の時間を公民館で過し、朝夕の食事は自分たちで調理するのが特徴。今年は市の栄養士の指導で彩りと栄養バランスを考えた献立で料理した。
初日メーンのキャンプファイヤーでは、参加者らが火を囲んで自己紹介をした。「皆と仲良くなりたい」「調理を頑張りたい」などと、合宿に向けた意気込みを大声で発表した。
期間中は、地元の「羽広獅子舞保存会」との交流などの企画が組み込まれている。
キャンプファイヤーで自己紹介
初日の夕食は豚汁やちくわの蒲焼きなど