箕輪町赤十字奉仕団研修総会
箕輪町赤十字奉仕団(向山初美委員長)は3日、町内の松島コミュニティーセンターで07年度研修総会を開いた。正副分団長を中心に約90人が出席。今年度事業計画を決めた後、諏訪赤十字病院の講師2人を迎えて家庭看護法を学んだ。
出席者は2グループに分かれ、同病院の宮坂佐和子さん、濱さつきさんが指導。家庭看護法の基本技術の一つである体の移動介助として、一人で寝返りをする方法やベットから起き上がる方法などを学んだ。
宮坂さんは「日常生活で何気なく動かす動作だが手足が不自由になると楽に起き上がることはできない。体のメカニズムを理解し、相手の力を使い、自立を促すための介助方法を学んでいって」と話した。
向山委員長はあいさつで「この講習を良く聞いて家庭、親せきなどの人々に役立ててほしい。聞いたことを友人、知人に伝えくれれば幸いだと思う」と呼びかけた。
一人で寝返りをする方法を学ぶ団員ら