生活習慣病予防講演会
南箕輪村住民福祉課は5日夜、生活習慣病予防講演会を村民センターで開いた。約30人が生活習慣病の早期発見のため定期健診受診の必要性を学んだ。
村の健康実態から生活習慣病の欧米化などが懸念されるため健康について考える機会を-と計画した。
長田内科循環器科院長の長田和裕さんが、「今なぜ『健診』が必要なのか-南箕輪村の実態から-」と題して話し、定期健診で病気が発見される場合が多いことなどを説明し、定期健診の大切さを話した。
糖尿病、高血圧、脂質異常症の症状や合併症、メタボリックシンドロームについても説明。高血圧では、脳卒中を減らすため基準が厳しくなっていること、早朝や夜間に血圧が高い“仮面高血圧”の人がいることなどを話し、「血圧は変動するので、自分のバロメーターとして毎日起床時に血圧を測ったほうがいい」とアドバイスした。