駒ケ根青年海外協力隊修了式
駒ケ根市のJICA(国際協力機構)駒ケ根青年海外協力隊(山形茂生訓練所長)は7日、07度第1次隊の派遣前訓練修了式を同訓練所で行った。65日間の訓練を終えた候補生210人は山形所長から一人一人修了証とエンブレムを手渡され、晴れて正式隊員となった喜びをかみしめた=写真。隊員代表の九田泰好さん(エクアドル派遣)は「訓練所では苦労を一人で乗り越える勇気と強さを身につけた。それぞれの思いを胸に世界に旅立つが、2年後に元気に帰ってくることを誓う」と謝辞を述べた。
JICAの伊沢正理事は式辞で「派遣国では多くの困難に出合うだろうが、訓練で培った力をいかんなく発揮して協力隊の歴史に新たな1ページを書き加えてほしい」と激励した。
隊員らの派遣先は中南米やアジア、アフリカなどの39カ国。それぞれ教育、保健衛生、農林水産、スポーツなどの分野で技術の指導に当たる。派遣国への出発は6月下旬。