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学校週5日制対応講座が6年目

学校週5日制対応講座が6年目

 宮田村教育委員会が住民ボランティアの力を活用し、週末休みの子どもたちを指導する「学校週5日制対応講座」が今年も開講した。お茶や体操、工作など幅広い12講座を用意。6年目を迎えたが、学校生活では学べない体験もできると好評。今年も小中学生のべ147人が登録し、地域の育む力にもつながっている。
 各講座は月に1縲・回程度開講。教えるのは全員が住民有志で、自分の特技を活かして指導している。
 「楽しいいけばな」には、女子ばかり数十人が参加。初年度から開講している人気講座のひとつだ。
 学校の授業とはひと味違うゆったりとした雰囲気。「まずはお花と友達になって楽しむ。草花とのふれあいの中から、自分の想いを形にしていってもらえれば」と講師の小田切孝子さん=北割区=は話す。
 学年が違う子どもたちが肩を並べ、和やかな中にも真剣に取り組む姿が。11月の文化祭で作品を発表するほか、季節の花にも挑戦するという。
 その他の講座も目標も設定しながら、意欲的に活動。子どもたちの休日に一石を投じている格好だ。
 「今までは子どもたちとの関わりがが希薄だったと話す講師も多かったが、交流の機会が増えたと好評です」と村教委の担当者は話す。

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