上伊那公民館連絡協議会地区館・分館役職員研修会
上伊那公民館連絡協議会は10日、07年度地区館・分館役職員研修会を伊那市の伊那公民館で開いた。地区館・分館のよりよいあり方を探求するため、183人が参加し、レポート発表や分散会で各地域の実態を基に情報交換した。
開会式で武田登会長は、「子どもから中高年、お年寄りまで地域の人々の居場所となるような地区館・分館について悩み、実情を出し合い、考え合ってほしい」とし、今までの事業・活動に固執せず新時代にあった事業を考えるためもう一度住民の声を聞いてニーズをつかむこと、地区館・分館活動を幅広くし気軽に寄り合える居場所にすることを挙げた。
レポート発表では、箕輪町の松島分館が夏祭りなどの事例を紹介し、分館役員がいかに協力していくかが課題とした。伊那市の日影分館は「みんな寄っといで」事業の童謡唱歌を歌う会や健康講座などを説明し、「一部屋空けていつでも自由に無料で使えるようにしたい」とした。