赤穂東小学校カイコ飼育教室
駒ケ根市の赤穂東小学校(太田寿久校長)の3年2組(内山和美教諭、30人)は今年度、総合的な学習の一環としてカイコの飼育に取り組む。初めての勉強会を5月21日に行ったのに続いて12日、2回目の授業で教室を訪れた駒ケ根シルクミュージアムの学芸員宮崎久美さんからカイコの生態や繭について詳しく学んだ。児童らはカイコを手のひらに乗せ「スベスベしていてかわいい」と笑顔で見詰めていた=写真。カイコの飼い方について児童らは「クワの葉はどうやって細かくするんですか」、「夜はどこに寝かせればいいんですか」などと宮崎さんに質問していた。
クラスではこの日、350匹のカイコ(3齢)を譲り受けた。7月中旬にかけて教室で飼育するほか、児童ら一人につき10匹ずつ分けて夜は各家庭に持ち帰り、クワの葉を与えるなどして飼育していく。