いも焼酎南箕輪会
サツマイモ苗植え作業
南箕輪村に発足した「いも焼酎南箕輪会」(12人、藤沢久人会長)は11日、南殿の休耕田で焼酎用サツマイモの苗植え作業に励んだ。
南箕輪開発公社が、大芝高原温泉の開湯10周年に南箕輪ブランド作りを企画し、大芝荘の利用客で自分でいも焼酎を作り飲んでみたいという有志に声をかけ会が発足した。
初の作業で、一般住民にも参加を募り、会員と一般の約30人が、休耕田17アールに3200本の苗を植えた。約5トンの収穫を見込み、焼酎は喜久水酒造(飯田市)で造る。
上伊那産サツマイモを原料にしたいも焼酎「伊那八峰」で、昨年南箕輪村は「不死清水」の名で販売したが、今年は同会の生産したサツマイモを使用し、「大芝の華」の名で販売する。
藤沢会長は、「40歳代から80歳代まで、物好きな衆の集まり。楽しく続けていきたい」と話し、12月には試飲会も計画しているという。