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信大生が昔ながらの除草機で水田の除草作業

信大生が昔ながらの除草機で水田の除草作業

 信州大学農学部の食料生産科学科の2年生約30人が14日、昔ながらの除草機を使って低農薬栽培に取り組む水田の草取りをした=写真。
 同学部では実習の一環として野菜や果物や花きなどの栽培・販売に取り組んでいるが、水稲栽培もその一つ。環境への配慮や食の安全性が求められる中、4年前からは一部で低農薬栽培にも取り組んでいる。
 今年は、実習の中に昔ながらの手押し除草機を使った草取り作業を導入。これまで除草作業は農場管理者が行ってきたが、学生を動員することで昨年より50アール広い150アールで低農薬栽培を実現した。除草機を使った水田は、一般的な水田では2回使う除草剤を1回に抑えている。
 おのおのに手押し除草機を持った学生たちは水田の中へ。ぬかるみから足が抜けず、思わず田んぼの中に手をついてしまった学生もいたが、「見た目より大変」と泥まみれになりながら作業に励んでいた。
 栽培した米は10月中旬ころから構内の生産品販売所で販売する予定。

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