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宮田村の名物丼がコンビニ弁当に

 宮田村の名物丼がコンビニ弁当に‐。コンビニ大手のサークルKは、宮田村に誕生した名物丼を弁当として製品化し、秋にも県内の120店舗で販売を予定する。名物丼の開発、販促に取り組む村商工会青年部などの関係者は「さらに多くの人に知ってもらい、味わってもらう良い機会」と期待を寄せている。
 地元の名物料理の商品化を積極的に進めるサークルK。同社の弁当を生産するジャパンフレッシュが宮田村内に工場があることも重なり、今年3月の発売前から話題を呼んだ名物丼に着目した。
 名物丼は村の特産山ぶどうワインを用いることを基本ルールに、販売する村内の飲食店12店がそれぞれ個性を活かして独自の味に仕上げている。
 「そのあたりで味の選定に迷いましたが、キノコ、鶏肉を使い基本的な味にしようと開発を進めています」とサークルKバイヤーの清水重秋さん。もちろん、山ぶどうワインを使うことも忘れない。
 村商工会青年部を交えて数回の試食も。試作品も絞りこまれ、味などの調整は順調にきている。
 7月に村内で開かれるリンゴオーナー契約会では、参加家族を対象に事前予約制でプレ販売も予定。アンケートもとりながら、さらに商品としての開発を進める考え。
 秋の本格販売は2週間限定の予定だが「我々の希望も盛り込んでもらい、非常に楽しみ」と村商工会青年部の小田切等部長は話す。

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