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消防操法大会で女性団員が初披露

消防操法大会で女性団員が初披露

 駒ケ根市消防団の操法大会は17日開き、女性団員8人が初めて小型ポンプ操法を披露した。審査対象ではなかったが、男性団員顔負けの高い技術力を見せつけた。
 女性団員は3年前に発足し、現在は会社員や市職員など20歳代の10人。
 普段は広報業務が主だが「4年目を迎え私たちにできることを自分たちで探そう」と、ポンプ操法の挑戦を決意。5月17日から平日の早朝と週末、都合がつく夜間にも練習を積んできた。
 2チームを構成して出場した本番では気合十分。本来の競技では女性は軽量のホースを用いるが、この日は男性と同じ装備にも関わらず、見劣りしないキビキビとした連携を発揮した。
 会場からは「放水時も体のブレもなく素晴らしい」など、どよめきも。
 指揮者を務めた斉藤穂奈美さん(24)は「朝早く起きてのダッシュなど練習はつらかったが、それ以上の感動があった」と話した。
 女性の消防ポンプ操法大会の県大会は今年下伊那郡喬木村が会場。8人は出場するか決めていないが、滝澤稔副団長は「練習を続けていけば好成績も期待できる。今回の披露は男性団員にとっても良い刺激になったはず」と、女性団員の生き生きとした姿を見守っていた。
 操法大会各部門優勝は次の通り。
 ▽ポンプ車=1分団2部(北割)▽小型ポンプ=1分団3部(同)▽ラッパ=5分団▽救護=5分団

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