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南箕輪村土砂災害警戒区域等指定説明会

南箕輪村土砂災害警戒区域等指定説明会

 南箕輪村、伊那建設事務所、上伊那地方事務所は、南箕輪村内の9地区を対象に、土砂災害警戒区域等指定説明会を開いている。北殿区では21日夜、公民館に区民50人が集まり、区内の警戒区域指定カ所の説明を聞いた。
 県は、住民の生命、身体を土砂災害(がけ崩れ、土石流、地滑り)から守る目的で、土砂災害発生の恐れがある土地の区域を明らかにするため、土砂災害防止法に基づいて基礎調査をしている。村の調査が終了し、警戒区域、特別警戒区域の指定に伴い、18日から28日まで各地区の説明会を設定した。
 警戒区域は土砂災害の恐れがある区域で、危険の周知、警戒避難体制の整備を図る。特別警戒区域は建物が破壊され住民に大きな被害が生じる恐れがある区域で、建築物の構造規制などをする。
 村内の指定区域は地滑り4カ所、がけ崩れ57カ所の計61カ所。北殿区は、がけ崩れ9カ所。住民は指定区域図の説明を聞いて指定カ所を確認した。
 征矢忠典区長は、「危険カ所を把握し防災に対する心構えを持つことが大事。今日の話を参考にしてほしい」とあいさつした。
 村は、天竜川浸水区域のハザードマップを9月までに作成して配布。土砂災害のハザードマップは来年着手する予定。

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