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伊那北高校でまちづくりワークショップ

伊那北高校でまちづくりワークショップ

 池の活用を考えよう竏窒ニ、伊那市の伊那北高校で24日、まちづくりワークショップ「大改造!!伊那北ビフォーアフター」があった。伊那小学校の小学生や地域住民、行政関係者など約70人が参加。維持費の問題で今後の運用方法を模索している伊那北駅前にある池をテーマに、駅前の活用を語り合った=写真。
 同校の生徒らが文化祭に合わせて今年初めて企画した試み。さまざまな年代の人に文化祭を訪れてもらうとともに、まちづくりについて考えるきっかけにしてもらおうと考えた。
 参加者は8班に分かれ、池とその周辺の利用方法について検討。みんが行きたいと思える場所にしよう竏窒ニ、公園や足湯、コンサート場などを設置しようと考えた班があったほか、「古くからある池をそのまま残したい」と、地下水を引き上げてイワナを放すとした班もあった。また、伊那北高校まで続くエスカレーターを設置するというユニークなアイディアも飛び出した。
 ワークショップに参加した伊那市の白鳥孝副市長は「これまでさまざまなワークショップに参加してきたが、小学生から大人まで集まったワークショップは初めて。池を通して、まちづくりなどといったいろんなことが見えてきたと思う」と語った。
 また、ワークショップを企画した宮沢俊太郎君(18)は「お金がなかったらアルミ缶を集めたり太陽光を利用すればいいなどといったアイディアが小学生から出たりして面白かった。今回の活用アイディアはレポートにして市と地元住民らに提出するが、なんらかの回答があったらできるかぎり協力していきたい」と話していた。

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