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南箕輪村北殿区で災害時住民支え合いマップ作成説明会

 南箕輪村社会福祉協議会は25日夜、災害時住民支え合いマップの作成説明会を北殿公民館で開いた。北殿区はマップ作成のモデル地区で、説明会は組長らを対象に開き、約50人が先進地駒ヶ根市の事例を学んだ。
 村社協は、昨年7月の豪雨災害で避難指示を経験した北殿区をモデル地区にし、役場と連携してマップ作りを進める。同区では自主防災組織を主体に作成する計画で、今回は組長にも理解してもらおうと説明会を開いた。
 駒ヶ根市と同市社会福祉協議会がマップ作りに取組んだ経過、作成方法などを紹介した。「災害時の安全な避難のために支え合いマップが有効な手段の一つ」とし、住宅地図を使い、災害時要援護者、支援者、近所のつながりの確認などをして地図に色別のマークや矢印を記入していく方法を説明した。
 要援護者に誰が声を掛けるか事前に決めておくこと、避難所に重度の障害などがある人の福祉避難所を別に確保することなどの重要性も述べた。

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