おやじ塾自主グループに、再始動は河原遊び
宮田村の60、70代の熟年男性19人が集まる「おやじ塾」。3年間の公民館活動を経て、28日から自主グループとして再始動した。
この日は伊那市の天竜川と三峰川の合流地点付近に出かけ、河原遊び。石で水きりをしたりするなど、童心にかえった。
「この白いのが富士山に見えるかな」「これは鳥にも見えるでしょ」などなど、空想を広げながら石拾いにも夢中。
学生時代の同級生で今もおやじ塾で一緒に活動する杉本吉男さん(75)=つつじが丘区=、浦野勝人さん(74)=北割区=は「昔はよく天竜川で泳いだもんさ。何か懐かしいねぇ」と楽しそう。
拾った石は許可を得て持ち帰ることに。自分たちでデザインしてアート作品にしたいと夢は広がる。
村公民館では新たな熟年男性の講座「おやじ道場」が発足したばかり。・ス元祖・スの存在となったおやじ塾だが、代表の加藤勝美さん(71)は「今後も枠にとらわれず、柔軟に活動していきたい」と話す。