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天竜川北島地区豪雨災害を伝える会
災害伝承の石碑除幕式

天竜川北島地区豪雨災害を伝える会<br>災害伝承の石碑除幕式

 06年7月に箕輪町内で発生した豪雨災害を後世に伝えるため、「天竜川北島地区豪雨災害を伝える会」(会長・平沢豊満箕輪町長)は1日、北島地籍の広場に建立した石碑の除幕式を開いた。
 広場は、天竜川右岸の深沢川との合流点下流。広さ約640平方メートル。石碑は広場南端に建立した。表面に「北島災害伝承之碑」の文字、裏面に災害と復旧の状況などの文章を刻んだ。高さ270センチ、幅570センチ。碑文の大きさは120センチ×90センチ。表面の文字は町長が書いた。
 会長、松島区長、伊那建設事務所長、天竜川上流河川事務所長、天竜せせらぎロードプロジェクト会長、伊那青年会議所理事長、来賓による除幕の後、碑文を朗読した。
 平沢会長は、「将来にわたって災害を正しく伝え、恐れるのではなく防災を中心に天竜川を愛し、親しんで、自然と共生していきたい」とあいさつした。
 広場は今後、桜の植樹やあずま屋、ベンチの設置など整備を検討していく。

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