駒ケ根市幼児幼年教育研究会
駒ケ根市内の幼稚園、保育園、小学校、教育委員会の担当者らでつくる幼児幼年教育研究会は2日、赤穂公民館で07年度研究会を開いた。会員約50人が参加し、赤穂小学校校長の高野普さんの講演「運動遊びについて」を聞いたほか、6グループに分かれて意見交換をした。
高野校長は「今の子どもたちはしょっちゅうけがをする。体力がないというより、敏捷性や柔軟性を養う体験が足りないせいではないか」とした上で「運動を強制すると子どもたちは嫌がるが、ちょっとした工夫次第で遊びの中にさまざまな運動を取り入れることができる。身の回りの物を使って楽しく動くことが大事だ」と呼び掛けた=写真。参加者は時折メモを取りながら熱心に発表に聞き入っていた。