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一流の音楽届けて5周年、アンサンブル信州in宮田7日に定期演奏会

一流の音楽届けて5周年、アンサンブル信州in宮田7日に定期演奏会

 未来を担う子どもたちに一流の音楽を聴かせようと、宮田村の住民有志が育み、国内外の有望な若手演奏家が集まる弦楽合奏団「アンサンブル信州in宮田」が5周年を迎える。記念の定期演奏会は7日に駒ケ根市文化会館で開き、今年も村内をはじめ上伊那の子どもたち1000人を無料招待。小さな村に花開いた・ス楽団・スが節目を迎え、関係者は一層期待を寄せている。
 「アンサンブル信州in宮田を育てる会」は、村内をはじめとした多くの会員で構成。楽団の設立に尽力し、定期演奏会など各種公演をボランティアで企画、協力している。
 宮田小学校の元校長で育てる会顧問の中村榮三さんは「5年間で楽団の質もレベルアップし、子どもたちの鑑賞能力も高まった。小さくとも確実に幸せを感じられる取り組みになってきた」と話す。
 今年は演奏会前日の6日に、2年ぶりとなる楽団員と宮田小、中学校の交流会も企画。吹奏楽クラブとの競演も初めて盛り込む予定で、音楽をさらに身近にする試みが進む。
 演奏会当日は午後2時から、生徒、児童を招待する子どもたちのためのコンサートを開く。
 午後6時開演の部は一般が対象。レスピーギ、ハイドン、ドボルザークと国際色豊かな3人の名曲を24人の団員の一糸乱れぬ演奏で届ける。
 全席自由で前売り3千円、当日3500円で、宮田村民会館ほか村内3カ所、駒ケ根市文化会館、県伊那文化会館、飯島町文化館、ホテル陣屋で発売中。
 問い合わせは事務局の加藤テレビ85・4220まで。

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