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さくらが精神障害者ソフトバレー大会に初出場へ

 宮田村の心の病と向き合う当事者グループ「さくら」は、10日に伊那市で開かれるソフトバレーボールが種目の精神障害者スポーツ交流会南信地区大会に初出場する。6月からは毎週練習を行い「何としても1勝したい」と意欲満々。日々症状が変わりやすい心の病気だが、心ひとつに大会に臨む。
 日常的に利用している村の福祉交流施設を冠し「なごみ家 さくら」のチーム名で出場。メンバーの多くは初心者だが、練習を重ねるうちにレベルも向上してきた。
 「何よりもまとまとが生まれてきた。本番までに、もっとチームワークを磨きたい」と主力でもある女性メンバーは目を輝かす。
 出場のきっかけは、他チームから同大会に出場した経験があるメンバーの一言。楽しそうに話す姿に「さくらとしてみんなで出よう」と意気投合した。
 宮田小学校の体育館などで週1回だが、みっちり2時間ほど練習。好プレーがあった時には全員で喜びを表現し、逆にミスがあった場合には励ます姿も目立ってきた。
 昨年は7チームが熱戦を繰り広げた同大会。かけがえのない絆を最大の武器に、まずは初勝利を目指す。

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