アンサンブル信州in宮田、7日の定演に向けリハ開始
宮田村を拠点に国内外の有望な若手演奏家が集まる弦楽合奏団「アンサンブル信州in宮田」は5日、24人の団員が同村に入り、7日の定期演奏会(駒ケ根市文化会館)に向けてリハーサルを開始した。5周年を迎え、団員も固定。到着早々、熱い練習に臨んだ。6日も午前10時から午後6時(午後2時から1時間は中断)まで行い、一般にも公開する。
「地元の皆さんの支援で5年目を迎えられる。いつも満員の観客の声援が私たちのパワー。今年も楽しみたい」とコンサートマスターを務めるバイオリンの浅井万水美さん。
初回から参加する伊那市出身のビオラ奏者宮坂千夏さんをはじめ、団員は顔なじみばかりだが、厳しさも交えながら本番に向けて調整を続けた。
今回の定演では、世界を舞台に活躍するチェロ奏者のドミトリイ・フェイギンさんがハイドンの協奏曲でソリストを務めるなど、聴きどころが満載。
イタリア古典派のレスピーギ、ウィーン(オーストリア)のハイドン、ボヘミア(チェコ)のドボルザークと、国際色豊かな名曲を繰り広げる。
7日午後2時から上伊那の小中学生1000人を無料招待する子どものためのコンサート、午後6時から一般対象の演奏会を開く。
前売り3千円、当日3500円で宮田村民会館、駒ケ根市文化会館などで発売中。問い合わせは加藤テレビ85・4220まで。