歩くまちづくりを提案 - 図書館で今日から提案展 -
きょうから 伊那市立図書館で展示
伊那市民らでつくる団体「まちづくりぐるーぷハレ」(折橋栄一代表、10人)による「まちづくりへの提案展」が8日、市立伊那図書館で始まる。伊那市の中心市街地の活性化を目的とした「コンパクト・シティへの道」をテーマに、歩くまちづくりを提案。景観に配慮した街並み、メンバーが考える空き店舗の活用方法などをまとめたパネル約20点を展示する。
メンバーの一人、平沢真由美さんは「まちづくりについては個々で活動しているが、今回の提案展はさまざまな人の『こんな使い方がありますよ』ということが集まっている。提案なので、いい意見も悪い意見も出してもらいたい」と呼びかける。
ハレは、目に見える形でまちづくりへの提案をしていこう竏窒ニ、まちづくりに関心のある設計士、デザイナーや一般の主婦など多彩なメンバーで今年4月に発足。まず伊那市の中心市街地を調査し、どんな形があるのかを話し合ってきた結果、「歩くまちづくりが必要なのではないか」と、今回は交通計画などに重点を置いた提案をまとめた。
具体的には、中心通りは「歩車共存道路」という形で道路整備をし、車の進入は必要最少限に抑え、歩行者が歩きやすい空間とする試み、車を市街地に置いた人が気軽に街中へ移動できる廃油を使ったエコ・レトロバスの導入といったアイデアや、空き店舗を利用した自然食レストランや国際交流情報センターなど、メンバーが必要と考える施設をイメージ図とともに示す。
12日まで。入場無料。午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後4時)。9日は休館日。
ハレは、まちづくりに関心のあるメンバーも募集している。問い合わせは折橋さん(TEL72・3854)へ。