橋爪まんぷさん 絵本原画展
伊那市境南の漫画家橋爪まんぷさん(66)の「絵本原画&イラスト展」は10日まで、同市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。橋爪さんが挿し絵を手掛けた民話絵本「仁王さまとキツネ」の出版記念で、原画17点などを展示している。
「仁王さまとキツネ」は、上伊那地方に伝わる民話を題材とする。退屈な日々を過す仁王さまが自由気ままに生きるキツネにあこがれる話。橋爪さんは「人間っぽさ」をキツネの表情などに込めたという。
作品は箕輪町の児童文学作家、小沢さとしさんが書き下した作品。出版は郷土出版社。定価1680円(本体・1600円)で県内の書店などで販売している。
同ホールでは、キツネを題材としたイラスト約50点を展示販売している。擬人化したキツネがスポーツをしたり、楽器演奏をしたりしているユーモアあふれる作品が並ぶ。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後5時まで)。