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養魚場後利用の希望事業者公募開始

 宮田村は天竜川漁協が5月末で閉鎖した新田区の宮田養魚場の後利用について、11日から利用を希望する事業者の公募を始める。近くに村の水源があることから、環境に影響を与えない事業であることが前提。周辺は観光による活性化も模索しているため、民間の力で活用法を見出したい考えだ。
 募集期間は8月29日まで。申請書、実施計画書を提出し、2回の審査を受ける。契約は9月下旬を予定する。
 より幅広く企業、団体、グループなどが公募に参加できるよう配慮し、構想段階での応募も可能にした。
 村は養魚場の土地を全て漁協から買い取る予定で、利用する事業者には賃貸する。
 養殖池や建物などの施設は買い取らないが、事業者が利用を希望する場合は、一定の条件を設けて活用を可能にする。
 村総務課によると、先月末に公募の方針を明らかにして以降、村内外から2件の問い合わせがあったという。
 募集案内、申し込み先は同課85・3181。

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