県下19市副市長・総務担当部長会議
県下19市の副市長と総務担当部長らが集まって県への要望事項などについて審議する会議が12日、駒ケ根市の文化センターで開かれた=写真。県内全市の副市長など約40人が出席。各市が持ち寄った提案の内容についてそれぞれが説明し、県の市町村課担当者の見解を聞いた上で質疑、採決。14の提案のうち、11案を8月30日に駒ケ根市で開かれる県市長会総会の審議事項として提案することを決めた。
駒ケ根市は「公的資金の補償金なし繰り上げ償還にかかる対象事業等の拡大について」、伊那市は「有害鳥獣対策(ニホンジカ)について」をそれぞれ提案し、いずれも採用された。
開会に先立ち、開催地を代表してあいさつに立った駒ケ根市の中原正純市長は「日ごろわがままな市長を支える立場で苦労していることと思う」とねぎらった上で「抱えている課題について議論を深め、市長会に提言してほしい」と述べた。