ガソリンスタンドにAED設置
不特定多数の人が利用することから万一の事故や急病などの際に役立てようと、駒ケ根市のガソリンスタンド5店舗に12日、AED(自動体外式除細動器)が配置された。スタンドへの設置は全国的にも珍しいという。
町四区の信濃燃料(堀内茂彦社長)では事務所内に真新しいAEDを設置し、機器が備えてあることを知らせる看板を壁面の目立ちやすい場所に掲示した=写真。
配置されたAEDは県石油商業組合上伊那支部南部ブロック(池野克洋ブロック長、24事業所)が県の「地域発元気づくり支援金」に応募して採択され、交付を受けた180万円を購入費の一部に充てた。6月には配置に先立ち、機器を置くスタンドの経営者や従業員らを対象にしたAED講習会を開いて使用方法などを学んだ。
AEDは中川村の1事業所にも同日配備された。