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【高校野球紹介】(5)伊那北

 基本を忠実に粘り強く、攻守に堅実なプレーをモットーとする・ス伊那北伝統野球・スが魅力。守備型のチームは先制し、最小失点で勝利することを目指す。「ここ最近の練習試合でも、先取点を取った試合を勝利する確率は高まっている」と久保村監督は自信を口にする。
 右下手の田口(3年)、右上手の近藤(2年)、左上手の春日(3年)の3選手を試合に応じて登板させる考え。それぞれが練習試合で「各回の先頭バッターに四死球を出さない」を課題に取り組んできたことで、投手陣の制球力は向上したという。
 チームカラーの守備は、上沼、郷頭の三遊間が中心。いずれも2年生だが堅実な選手で、監督も「ここで一つでも多くアウトを取ってほしい」と期待する。外野は走力、判断力がある強肩の中堅池田(3年)がまとめていく。
 打線は、勝負強いバッティングが持ち味の4番近藤、5番尾沢(3年)に注目。この2人につなげるためにも、確実性が増したバントなどを絡めて1縲・番がチャンスメークしたい。
 初戦は屋代と対戦(15日午後0時30分縲恁ァ営飯田野球場)。勝ち上がると2回戦の相手は、野沢北(17日午後0時30分縲恣ッ球場)。
倉沢明秀主将
「元気挑戦甲子園!!」をチームスローガンに頑張りたい。ピッチャーを中心とした守備型のチームなので、少ないチャンスを1本ずつものにする勝負強い野球を見せたい

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