連日の女子中学生襲われ事件で緊急対策会議
2日連続で女子中学生が襲われそうになった事件を受けて駒ケ根市は13日、「安全なまちづくり条例」に基づいて緊急生活安全対策会議を開いた。防犯協会、駒ケ根署、学校関係者など関係者約30人が出席し、再発防止対策などについて話し合った。駒ケ根署の山本修作署長は正確な情報提供、児童・生徒への指導、犯罪の起こりにくい環境づくりなどについて協力を要請した=写真。
被害に遭った生徒が通う赤穂中は緊急対策として、部活動を終わった生徒の下校時刻を現在の午後6時15分から30分早めるとともに、教職員による巡視などを少なくとも夏休みに入るまで実施していくと報告。東中もほぼ同様の対策を実施することにしている。市は青色回転灯装備車でのパトロールなどを行う。
県の委嘱を受けて伊南地区の小中学校に安全対策を助言するスクールガード・リーダーの小出光恵さんは「襲われた時の対応を家庭で訓練することが必要」と強調したほか、1人になった時には周囲360度を確認するなど、危険の気配に敏感になることも大切だ竏窒ニ呼び掛けた。