実践に向けたむらづくり提案説明会
むらづくり委員会が提案を最後に解散
南箕輪村と南箕輪村むらづくり委員会は11日夜、「実践に向けたむらづくり提案説明会」を村民センターホールで開いた。今回は委員会の最終提案説明会で住民約250人が参加した。5つの部会ごとに検討した「ずく出しプロジェクト」を各部会長が提案し、およそ3年間に及んだ同委員会は解散した。
むらづくり委員会は昨年、第4次総合計画など8つの計画を村に答申した。その後、総合計画をより具体的なものにするため、5つの「ずく出しプロジェクト」を部会ごとにテーマを決め、実践に向けた提案を検討し、まとめた。
今回、住民をはじめ各団体、村の主要関係者らに広く提案を知ってもらい、共に知恵と力を出し合い、協力してむらづくりを進めるため、提案説明会を計画した。
プロジェクトは▽子どもすくすくプロジェクト▽村民いきいきプロジェクト▽地域コミュニティ再生プロジェクト▽自然環境プロジェクト▽「南箕輪ブランド」創造プロジェクト-。
教育・文化部会の子どもすくすくプロジェクトは、重点対策に(1)安心子育て(2)楽しく読もう(3)みんなで伸びよう-の3項目を掲げた。「楽しく読もう」では、ブックプレゼント事業としてファーストブックプレゼント(乳幼児健診時・9カ月)、セカンドブックプレゼント(小学校入学時)の2回のプレゼントを提案した。
唐木一直村長は、「すばらしい計画を立ててもらい感謝と敬意を表する。自助、共助が大切な時代。特に共助が重要になる。積極的、実践的な参加をお願いする」とあいさつした。