富県小3年・橋爪凱君 BMX世界大会に向け
自転車のオフロードレース、バイシクルモトクロス(BMX)の「2007年世界選手権大会(26竏・9日、カナダ)に出場する、伊那市の富県小学校3年の橋爪凱(かい)君(9)=写真=が12日、市役所を表敬訪問し、大会に向けて意気込みを語った。
橋爪君は昨年9月、茨城県であった全日本選手権大会の男子7竏・歳クラスで、ライバルを抑えて優勝、世界選手権の男子9歳の部の出場権を獲得した。同選手権参加、海外での戦いは初めてとなる。
BMXは400メートル前後の障害が設置されたつづら折りのコースを8人で走行し、順位を決める。世界大会には世界各国から60縲・0人の選手が集まり、予選、決勝を戦うという。
両親の影響で始めたという橋爪君。2歳から自転車に乗り始め、5歳から競技に出場し始めた。父親が畑に作ったコースなどを使い、毎朝・夕の練習に励んできた。冬場はスピードスケートにも挑戦しているという。
橋爪君は大会に向け「(決勝8人に与えられる)ワールドゼッケンを獲ってきたい」と気合十分。北京五輪から正式種目となるBMXで「オリンピック選手になりたい」と将来の夢も語った。