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トップストーン旋風、女子県リーグ優勝し、男子ジュニアは北信越好発進

トップストーン旋風、女子県リーグ優勝し、男子ジュニアは北信越好発進

 宮田村のサッカークラブチーム・トップストーンの子どもたちが14日、松本市内で開かれた各大会で大活躍。U‐12(12歳以下)の県女子サッカーリーグ戦は最終節を迎え、女子チームロゼッタが参戦1年目で初優勝の快挙を遂げた。一方で県大会を先月に制して波に乗る男子のジュニアは北信越大会で、福井、石川両県の代表を撃破。15日の決勝トーナメントに進出する。
 県内を2つに分けて行ってきたリーグ戦で、ロゼッタは県中南部の地域で戦う「ひまわりリーグ」に所属。 
 参戦1年目とは思えない7勝2分け1敗の快進撃で制し、この日は県北部の「すずらんリーグ」首位の大町プチタフィタと最終順位決定戦で優勝を争い3-0で勝った。
 前半開始早々、ロングパスにFW伊藤が反応し、右サイドの難しい角度から得点。その後も展開力では勝る相手に縦パス一本で次々とゴール前へ迫り、伊藤が2点目を加えた。
 攻守の要の白鳥が最終ラインを引き締め、雨の悪い芝状態ながらもGK吉川が体を張った再三の好セーブも。
 中盤には伊藤からの折り返しをMFの原が中央から落ち着いてゴールを決めた。
 後半も縦パス攻撃を徹底し、相手の押し上げを許さず、格上とみられていた相手に完勝した。
 今後は全国につながるガールズエイトなどの試合が控えているが、杉本雅史監督は「1年目で優勝できたことは彼女たちにとって大きな自信になるはず。伊那谷の女子サッカーの底上げにつながれば」と話した。
 得点を決めた伊藤、原両選手らは「絶対に北信越、全国に行って、男子に自慢したい」と、県優勝を喜んだ。

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