街中にホタルを
宮田村のJR宮田駅前に住民手作りで整備した広場「輪苑」のせせらぎにホタルを舞わせたいと14日、村民有志でつくる「自然を呼び戻す会」がカワニナを放流した。広場は駅と至近距離にあり「車窓からホタルが眺めれるようになれば最高」と夢をふくらませている。
ホタルが育つ過程でエサとなるカワニナ。同会は今までも放流事業を中越区や町三区、南割区で行い、ホタルが戻ってきた実績も持つ。
「輪苑」のせせらぎや池は人工的につくったもので、今までとは条件も大きく違うが「難しいかもしれない。しかし、街中にホタルが舞えばこんなに素晴らしいことはない。3年後くらいに期待しています」と加藤一彦会長。
この日は10人の会員が参加して、100匹のカワニナとメダカ、ドジョウ各50匹も放流した。
同会と輪苑を整備した一輪の会は、園内を誰もが気軽に自然に親しめるゾーンにしようと協力。放流後は付近の草刈りに汗を流していた。