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山野草を食べる会

ウワバミソウのおひたし「イケる」

山野草を食べる会

 上伊那の山野草料理愛好者でつくる「山野草を食べる会」は18日、伊那市西春近の小黒川沿いにある山荘「森樹」でウワバミソウのおひたしなどを作って味わった。
 会は「食」に関心のある有志の呼びかけで3年前に発足。これまで3回集まりを持ち、その都度地元の豊富な山野草を採取してはてんぷらなどを楽しんできた。
 今回の参加者20人余の中には調理師や栄養士など食の専門家もいて、山野草料理のほか、ギョーザ、花巻ずしの作り方を参加者に手ほどき。全員で、中国式本格ギョーザや色彩鮮やかな巻ずしを完成させた。
 料理がそろったところで会食。参加者が持参した珍しいキイチゴのゼリーやかぼちゃの漬物なども食卓を飾り、「これはいける」などの声があちこちから上がった。
 会員の一人で山荘「森樹」を経営する伊藤岬さんは「それぞれの知恵が集まると、山野草の種類や食べた時の効果などが分かってうれしい。山野草を通じて伊那谷の自然の豊かさにも気づかされる」と話していた。

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