かんてんぱぱで現代工芸長野会会員小作品展
日本現代工芸美術家協会長野会の有志24人による「現代工芸長野会会員小作品展」が30日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。日展、日本現代工芸美術展などで活躍する各種工芸作家の作品約千点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
同会では例年、県内作家の日本現代工芸美術展に出展した作品を一堂に集めた展覧会を開催しているが、今回の展覧会は「普段作家たちが制作する作品を楽しみながら見てもらう」と小作品ばかりを集めた。
陶磁、金属、漆、ガラス、染色など、さまざまな分野の作家が、自分の展示スペースを個性豊かに演出。器や花器、ランプなどといった生活に身近な作品も多く、購入できるようになっている。
箕輪町の木工作家、中沢達彦さん(50)は「小作品の展覧会は3、4年に一度のもの。その間に作家自身も作品も変化しているので、そういう変化を楽しみながら見てほしい」と話していた。
入場無料。午前9時縲恁゚後6時(最終日は午後4時まで)。