祇園祭を世界へ配信、福祉大生がインターネット放送で生中継
宮田村津島神社祇園祭宵祭り(21日)の模様を、今年も日本福祉大学の学生がインターネット放送で全世界に生中継する。6台のカメラを駆使し、正午過ぎから午後10時過ぎのあばれみこし打ち壊し、仕掛け花火終了まで余すことなく伝える。
同村と同大学が友好宣言を結んでいることなどが縁で、8年ほど前から中継を開始。
地域づくりプロジェクト、インターネット放送部の学生に有志も加わり、総勢18人体制で中継に臨む。
正午からの放送では、今まで取材してきた祭りを中心にした村の様子を紹介。午後4時半の子どもみこし出発からは生放送に切り替え、現地からリアルな映像を配信する。
1年生の時から中継に参加してきたリーダーの長坂紫布さん(21)=人間福祉情報学科4年=は「アクセスも年々増えており楽しみ。みこしの迫力を多くの人に伝えることができれば」と話す。