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宮田村津島神社祇園祭、勇壮に本格的な夏の到来告げる

梅雨空吹き飛ばす・スあばれみこし・ス

宮田村津島神社祇園祭、勇壮に本格的な夏の到来告げる

 “天下の奇祭”と呼ばれる宮田村津島神社祇園祭は21日あり、名物のあばれみこしが神社周辺の中心商店街を練り歩いた。梅雨空を吹き飛ばす迫力で、埋め尽くす観客も巻き込んで熱気に満ちた。
 18歳から60代後半までの「奉仕者」と称される担ぎ手が、勇壮にみこしを運行。5時間近く練り歩き、神社石段からみこしを豪快に投げ落とす「打ち壊し」で最高潮に達した。
 原形をとどめないまでにみこしを粉砕。その破片は厄除けになるとされ、見物客も一緒になり奪い合う光景がみられた。

2年ぶりの三峰川サマーピクニック

 ダム資源を活用して水と緑に親しむイベント「三峰川サマーピクニック2007」(実行委員会主催、伊那毎日新聞社など後援)が21日、伊那市の高遠湖などを会場にあった。第5回Eボート長野県大会をはじめ、多彩な催し物が繰り広げられ、親子連れなどでにぎわった。
 Eボート(10人乗りの手こぎボート)大会は、上伊那を中心に、長野市、諏訪市から友だちや職場、消防団などで編成した16チームが出場。
 延長100メートルを折り返す湖上コースで、全国大会の出場権をかけ、2そうずつでタイムを競った。
 出場者はスタートの合図と同時に、ボートをこぎ始めた。前へ進まず、相手チームとぶつかる場面もあり、会場を沸かせた。伊那市のファンタグループが優勝した。
 体験イベントに参加して3つのスタンプを集めるスタンプラリーを初めて企画したほか、美和ダムの土石流入を抑制する恒久堆(たい)砂対策の洪水バイパストンネル探検、三峰川の石を使ったコースター作り、土石流体験3Dシアターなどもあった。
 昨年7月の豪雨災害の影響で、開催は2年ぶり。高遠湖畔でバーベキューをする人たちの姿もあり、イベントを楽しんだ。

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