地域循環バス試行運行開始
飯島町
飯島町の新たな生活交通確保と利便性の向上を図る地域循環バスの試行運行が16日スタートした。初日は始発前に役場前で、町や議会、駒ケ根署、生活交通対策協議会、運行業者ら40人が出席し、安全祈願祭と出発式を行ない、交通安全や多くの利用、順調な運行を祈願した。
従来の高齢者や障害者を対象とした福祉バスを発展的に解消し、誰でも利用できる新公共交通体系を整備。町内5コースと昭和伊南病院1コースの6コース。業者委託し、全6コースを3台で循環する。運賃は全コース200円。試行は09年3月31日まで。
式で高坂町長は「約2年間の試行期間で、内容について検討を深め、2年後の本格運行に繋げたい。安全第1無事故で名実ともに町民の足になるように」と期待を込めた。
式終了後、参加者は役場前停留所を乗客を乗せて、発車する3台の始発バスを見送った。