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文教委員会が上伊那農業高校定時制で現地調査

文教委員会が上伊那農業高校定時制で現地調査

 長野県議会文教企業委員会(佐々木祥二委員長)による現地調査が23日、県内各地であった。上伊那では、伊那養護学校、上伊那農業高校定時制を訪れ、各学校の関係者などから現状についての説明を受けた。
 そのうち上伊那上農高校定時制では、学校関係者から生徒数に関する最近の傾向などについて報告を受け、08年度から予定している多部制・単位制高校と統合に伴なう影響などについて質問。三井忠人校長は箕輪工業高校の職員らでつくる準備委員会に同校職員が参加し、上農の要望をできるだけ受け入れてもらうために動いていることを説明。少人数授業の実現に向け、1クラス40人定員であっても20人規模とするために2講座設けるよう要望していることなどを示した。
 一方、現地調査に伴なって上伊那農業高校定時制の存続を願う会(北原平吾会長)の陳情もあり、交通面、精神面への配慮から上農定時制存続を求めた。佐々木委員長は「地元議員と話し合いながら委員会審議の中で検討していきたい」とした。

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