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2411/(日)

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箕輪町
サークル「楽しいハーモニカ」

 04年度の箕輪町公民館ハーモニカ講座の受講生有志が、講座終了後もハーモニカを続けようとサークルを作った。05年度の講座の有志も仲間に加わった。講師だった箕輪町木下の山本勝さんに引き続き指導を依頼し、皆で練習に励んでいる。
 会員は24人。第2・第4木曜日に町文化センター研修室に集まる。使うハーモニカは「C」「A」「Am」の3本が中心。演奏曲は主に童謡・唱歌で、講師から何曲か楽譜をもらい、4グループに分かれてグループごとに練習する。順番に講師の前で吹き、個人指導も受ける。
 グループ練習をすると、皆が一緒に吹いて互いに合わせていくので、自然に音が合ってくる。「一人で吹くとテンポが速くなったり遅くなったりするので、一緒に吹くことが一番勉強になる」と山本さんは言う。さらに、一緒に吹く中で、自分のくせも気付いて直すことができるという。
 発表の場は、町の文化祭。時間制限の中で演奏曲を考え、2曲から3曲を披露する。
 年2回くらいは要請を受けて福祉施設も訪問し、お年寄りがよく知っている「ふるさと」「ゆうやけこやけ」などの曲を選んで発表もしている。
 ハーモニカは、「楽器そのものが手軽に入手でき、昔懐かしい曲が吹ける。最初はとっつきやすいが、吹き始めるとこれが難しい」と矢萩進代表。「技術を要求される。自分もうまくなりたいと思うからね」。奥が深い世界だという。
 最初はハーモニカも1、2本持っていればいいと思うのだが、練習が進むと演奏の幅が広がるので別のハーモニカを購入するようになる。会員は最低でも4、5本は持っており、曲によって使い分け、1曲、また1曲とレパートリーを増やしていく。
 皆で教え合い、和気あいあいと練習するサークル。これまで文化センターだけで練習をしてきたが、外に出てみよう-と、ながた荘に場所を移し、懇親を深めながらの練習も計画している。(村上裕子)

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