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2511/(月)

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伊那市の2公民館で「子どもおいで塾」

 夏休みの子供たちの居場所を提供する事業「夏休み!こどもおいで塾」が30日、伊那市内の2公民館で始まった。公民館に集まった児童は、宿題や自由研究などの学習のほか、スポーツやクッキングなどで交流を広げていく。それぞれ8月3日までの5日間。
 2公民館は、伊那と富県の公民館。2年前、伊那で始めたのをきっかけに、本年、富県でも実施した。参加人数は伊那120人、富県21人で、伊那は昨年の約倍数。そのほとんどがリピーターで、保護者らの口コミで広がったという。
 いずれも昼食を持参した児童たちは、午前中に自主学習し、午後は参加者同士の交流を楽しむ。学年、学校の垣根を超えたグループ行動が主となるため、上級生が下級生の世話を見ながら親ぼくを図っていく。
 指導は公民館職員や、元小中学校教師のボランティアで、児童は仲間や講師の助言をもらいながら自主学習に励んだ。富県公民館に通う、同小5年の三浦正也君(10)は「いろんな人と出会えるので、早く勉強を終わらせてみんなと遊びたい」と話していた。
出来上がった夏休みの課題帳を講師に見てもらう児童たち(富県公民館)

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