田んぼが育むものたち
虫眼で見てみよう縲怦ノ那市美篶小学校5年・小川文昭さん縲・
田んぼは、土がしっかりと水を含み、子どもたちにとってはおそらく「意外な」やわらかさ。裸足になった片足を田んぼの中に踏み入れると、ゆっくりと泥の中に沈み込み、もう片方の足を上げた途端にバランスを崩して転びそうになる。
子どもたちは、はじめて足の裏がつかんだ田んぼの泥の感触に、最初は「気持ち悪い…」「転びそう…」と、立っているのがやっと。しかし、足の裏の感触、体のバランスにもすぐに慣れて、今度は田んぼの中に見えるヤゴやオタマジャクシ、ミズカマキリなどに夢中になっていった。
この日観察できた生き
トンボ舞う田んぼで