熊胆など密輸入して懲役2年2月
熊の胆(い)などを密輸入し、販売しようとした関税法、薬事法違反などの罪に問われた駒ヶ根市赤穂の無職、小沢正登被告(55)に対し、地裁伊那支部(藤井聖悟裁判官)は3日、懲役2年2月(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
起訴状によると、指定暴力団山口組系小林組長の小林正治被告と同幹部組員の小沢被告ら4人は共謀し、税関長の許可を受けないで05年7月縲恣ッ年11月、石巻港(宮城県)と福井港(福井県)からそれぞれ熊胆など約2キロずつを密輸。同被告は小林被告と共謀し、販売許可などもないのに、自宅物置に医薬品である熊胆などを販売目的で貯蔵していた。
また、同被告は、本年1月21日、駒ヶ根市内にあるパチンコ店内で、店員に対し暴行を加えた罪にも問われていた。